方針説明 (三好)
これまでの勉強会の反省点
- 参加者の層、目的の幅が広すぎて勉強会のテーマが絞れなかった
- 受け身姿勢の参加者が多い傾向がありアウトプットに偏りがあった
- 参加希望者数に対して会場スペースが小さすぎ、参加したいのにできない方が多かった
- 上に書いたような事情から、勉強会の成果が上がらず、次につながるものを残せなかった
今後はこのようにしたい
- AIP カフェ開催の勉強会については参加の敷居を上げる (難易度、アウトプット要求)
- より少人数で特定の絞り込んだテーマについてディスカッションする
- 勉強会の成果をより幅広い層に対して提供する目的で、50〜100人程度参加のセミナーを定期的に開催する
本日のテーマ: WordPress 3.0 の新機能
- カスタム投稿タイプ (三好)
- マルチサイト (尾崎)
- Twenty Ten テーマ (大塚)
- カスタムメニュー (大久保)
それぞれディスカッションのリーダーを決めた。予定よりも時間がかかってしまったので本日はマルチサイトのところまでで終了、続きは8/29に行うことになった。
本日の反省点
- 全体の流れについて参加者にもっと知らせておくべきだった
- ローカルに WordPress インストール環境を事前に用意して来てもらうべきだった
カスタム投稿タイプ (三好)
Custom Post Types => Post, Page みたいな投稿タイプをカスタムに作れる機能らしい
Codex のこの記事からスタート
http://codex.wordpress.org/Custom_Post_Types
Post type の登録には register_post_type() を使う
第1引数は post type の名前、第2引数は設定値の配列
register_post_type() の実行タイミングとしては init アクションフックがよさげ
add_action( 'init', 'test_register_post_types' );
function test_register_post_types() {
$args = array(
'label' => 'テスト',
'public' => true,
);
register_post_type( 'test', $args );
}
$args の 'public' が重要。これが true なら外部公開用データ、false なら内部専用データになる。true のときにはパーマリンクのスラッグ、管理メニューなどの設定が連動。
そのほかの設定値については register_post_type() の Codex ページに解説あり。
マルチサイト (尾崎)
Codex → 特集 WordPress 3.0 → ネットワークの作成
マルチサイト化における用語の整理
http://detlog.org/2010/06/24/wordpress-3-0-ja-new-terminology/
- ネットワーク
- マルチサイト全体(ドメイン)を指す
- サイト
- マルチサイト内のそれぞれのサイト(サブドメインおよびサブディレクトリ)を指す
マルチサイト形式の選択
サブドメイン形式による複数サイト構築
site1.example.com/
site2.example.com/
サブディレクトリ形式による複数サイト構築
example.com/
example.com/site2
今回はローカル環境に新規に用意インストールしたWordPressをサブディレクトリ形式で複数サイトを構築する前提でプレゼン
マルチサイト化手順
事前に現在のデータベースとファイルのバックアップ。
1. マルチサイトの許可
wp-config.php ファイルを開き、/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */ よりも上に次の行を追加します。
define ('WP_ALLOW_MULTISITE', true);
すると、ツールメニューに「ネットワーク」メニューが現れます。

2. ネットワークのインストール
ツール→ ネットワーク を選択
この時使用しているプラグインがある場合は、一度すべてのプラグインを無効化してください。サブディレクトリ形式を選択して必要事項を記入し、インストールをクリックしてください。
完了するとマルチサイト機能の設定に必要な3つの作業が表示されますので、そのページを開いたままにしておいて順番に作業
※作業の前に wp-config.php と .htaccess を事前にバックアップ
まず インストールした WordPress の /wp-content ディレクトリの中に、新たに /blogs.dir というディレクトリを作成してください。
※サーバ環境で作業してる方は書き込み権限(707or777)を与える必要があります。
次に画面に表示されたコードを wp-config.php ファイルにペーストします。
※先ほどの追加した define( 'MULTISITE', true ); 直下に
最後に生成された mod_rewrite ルールを .htaccess ファイルに追加します。WordPressの既存のmod_rewriteルールがある場合は置き換えます。
(ファイルが存在しないときは作成してください)
そしてログインし直します。
3.マルチサイトの作成
ログインし直すと、新たに「特権管理者」というメニュー項目が現れます。

次にサイト をクリック
ページ下部に表示される サイトを追加 の項目に必要事項を記入し、サイトを追加のボタンをクリックすれば新しいサイトを作成する事ができます。
マルチサイト化のメリットとデメリット
メリット
- 複数サイトを運営してる人はひとつにまとめられる(移行も楽)。
- CMSでの活用の幅が広がる。
デメリット
- データベースに負荷がかかる(負荷分散の工夫が必要)。
- サイト内検索はマルチサイト全体が対象になる(MUはそうだったらしい要調査)。
- 古いバージョンからの移行は苦労しそう。
トラブル
- MAMPP のバージョンによっては、URLのあとにポート「:80」を自動で付けてしまう為うまくネットワーク設定ができないことも。ただし Codex では、「:80」「:443」はOKとなっているので、別の原因によるかも。
- ネットワークインストールの際、「サブドメイン」を選択してしまう。(ただしその方はサーバ環境ヘテムルで作業していたのでホスティングの設定でサブドメイン型のマルチサイト化に変更し解決)。
- ロリポップではサブディレクトリ型でのマルチサイト化がうまくいかない人がいた。
質疑応答
Q1. 特権管理者を複数ユーザー作成できるか?
ユーザー編集画面の権限グループの項目の「このユーザーにネットワークの特権管理者権限を与える。」にチェック。
「ユーザーを更新」を押すと特権ユーザー権限が付与されます。
Q2. マルチサイト化でのプラグインの動作
A.プラグインの作られ方次第。実際の動作を検証する必要も。
Q3. blogs.dirフォルダの役割
A.明確な回答できず。
「追加するサイトのアップロードメディアの格納に使う」とCodexでは説明されているが、実際の用途ははっきりせず。次回までに要調査。
今回の反省点
- ローカル環境を用意することを事前に伝えていなかった。
- あらかじめ全体の流れを伝えておくべきだった。
- サンプルとして作成するサイト名やユーザー名など統一するべきだった。
参照サイト
- http://wpdocs.sourceforge.jp/ネットワークの作成
- http://mage8.com/multiple-blogs-on-wordpress.html#subdirectory
- http://d.hatena.ne.jp/hrendoh/20100608/1276014059
- http://wp3.jp/2010/06/11/wordpress3/
- http://detlog.org/2010/06/24/wordpress-3-0-ja-new-terminology/





